ミトコンドリアとは何か?細胞内の発電所!

ミトコンドリアとは

人の細胞の中には様々な細胞小器官と呼ばれる器官が存在します。
細胞小器官にはそれぞれリボソーム、小胞体、ゴルジ装置、リソソーム(水解小体)、中心小体などが存在します。

 

その中でもミトコンドリアは、酸素を用いて栄養を燃焼させ、細胞に必要な燃料を生み出す働きをする細胞小器官として存在しています。

 

主に糖や脂肪を発熱の原料として使用しエネルギーを生産していきます。
形は細長い楕円の形状をしており、文字通り緑色。
外と中の二重の膜で包まれていて、内側には迷路のようなジグザグな形状をしたクリステとよばれるヒダが付いています。

 

この体内の中で、酸素が糖や脂肪と合成されることで燃焼され、合成されます。
その時に生産されるのがATPです。

 

ATPはアデノシン三リン酸の略で、筋肉の細胞を動かす際の原料となっています。
このようにミトコンドリアは細胞の中の発電所の機能を果たしており、生産されたエネルギー源は体内を動かす物質として体内を巡っていきます。

 

ミトコンドリアは加齢によって減少する

ミトコンドリアは元々単体の生物として存在してきました。
その生物を体内へと取り込んだのが人間だと言われています。

 

そして人間と同じように、ミトコンドリアも年月を重ねるごとに徐々に衰退して減少していきます。
人間も二十歳を越えてから徐々に体力や肌の衰えを感じ始めるものです。
最近疲れやすい、太りやすくなったと感じる方もいるかもしれませんが、それは実はミトコンドリアの加齢による減少による所もあるのです。

 

ATPの生産機能が加齢により衰えていくことで人体に代謝の低下を引き起こしていきます。
どういうことかというと、エネルギーに変換されずにあまってしまった酸素が活性酸素になってしまい、余分な栄養素である脂肪やブドウ糖が中性脂肪として体内に蓄えられてしまうのです。

 

40代に差し掛かると自身の体調の変化に気付き始める方もいらっしゃるでしょう。
ただの運動不足だとか不規則な生活の見直しだけでなく、その時にこういった原因を思い出されると良いでしょう。

 

ミトコンドリアとは

ミトコンドリアの減少が老化の原因

ミトコンドリアが減少するとエネルギー不足になることは先にも述べた通りです。

 

ミトコンドリアの中に存在する活性酸素消去酵素が加齢に伴い減少することでミトコンドリアの質が低下していきます。
質が低下するということはエネルギーが低下していき細胞が老化していくことになります。

 

そして細胞の老化は卵子の質の低下・卵子の老化にも影響してきます。
そうなると不妊の原因ともなってしまうのです。

 

実は卵子も細胞であり、卵子の中にもミトコンドリアが存在しています。
つまり卵子の中のミトコンドリアが老化して活動が弱まると、卵子が十分に育たず不妊症の原因となってしまうのです。

 

子供が授かりにくい時の対策としてミトコンドリアの活性化にも注目すると良いでしょう。
そのためには禁煙、食生活の改善、適度な運動、十分な睡眠、ストレスの解消、過度な疲労に繋がることを避けることがミトコンドリアの働きの維持に役立ちます。
そして活性化させるにはミトコンドリアに必要なエネルギー源を摂取することが効果的です。

 

ダイエットなどで栄養を減らさないようにして適度な食生活、運動を心掛けましょう。