ミトコンドリアと卵子の関係とは?不妊症に影響大!

ミトコンドリア,卵子

 

人間はもちろん、植物も菌類も、ほとんどすべての生物の細胞に含まれる細胞内構造物・それがミトコンドリアです。
生物の教科書でおなじみのあの丸いカプセルのようなものが一つの細胞に数十個から数万個存在します。
肺から吸い込んだ酸素・食事から得られた栄養素は血液によって細胞に運ばれますが、それを原料として細胞が活動するために必要となるエネルギー源のATP・アデノシン三リン酸を作り出します。

 

これが新しい細胞を作ったり傷ついた細胞を修復したりといった働きを担うのです。
人間の体にとってミトコンドリアはとても大切なものなのです。
加齢と共に減少していく中でさまざまな不調の原因となります。

 

ミトコンドリアは不妊治療にも影響しています。
あらゆる細胞に存在するミトコンドリアですから、卵母細胞にも存在します。
そこで卵子のエネルギーを作っているのです。

 

ミトコンドリアが不足すると、卵子の質が低下し、卵子が老化するため妊娠が困難になります。
最近、不妊治療をする方が多くなっている背景には、女性の社会進出などによる晩婚化、子供を望む年齢の高齢化が進んでどんどん不足していっていることが関係します。

 

ミトコンドリア,卵子

ミトコンドリアの減少で卵子の老化がすすむ

ミトコンドリア減少は卵子の質を低下させ、卵子の老化を進ませます。

 

活性化したミトコンドリアを注入することで卵子の若返りを図らせ、2人が妊娠したという不妊治療の例もあります。
日本ではまだ二人ですが、海外ではすでに行われており、高齢妊娠の希望者が増える中で注目の治療法となっているのです。

 

ミトコンドリアが卵母細胞から減っていく原因は、加齢だけでなく睡眠不足や暴飲暴食・運動不足・ストレスなど日頃の生活によって活性酵素が増えるから。
増えすぎると消去しきれなくなり細胞にダメージが与えられるのです。

 

不妊に悩むのは必ずしも高齢出産になっているからだけとは限らないのです。
サプリメントでも補いつつ、日頃の生活を見直し、規則正しい生活を心がけるようにしてください。し
ょうがないこととはいえ、できればまだ若くて卵子が元気な若いうちに妊娠出産を済ませておいた方が元気な赤ちゃんを望むことはできます。

 

人の体というのはDNAにより父と母、両方の遺伝子を引き継ぎます。
ですがミトコンドリアDNAは母系遺伝。
すべて母親からのみ引き継ぐのです。

 

細胞の単位で元気な子供を生み出すためには母親の役割はとても重要と言うわけです。
生物で習う大変小さなものですが、ミトコンドリアは人間の体にも卵子にも大切なものなのです。